【介護保険】介護保険外のサービス事業者を認証する制度が開始されている

訪問リハのこと

介護関連サービス事業協会(CSBA)は2025年10月9日、介護保険外サービスを提供する事業者の認証制度〝100年人生サポート認証〟の申請受け付けが開始されることになりました。

詳細は専用の公式ホームページから申し込むことができます。ホームページ→こちらから確認できます。

介護保険外サービス事業者の認証制度とは

介護保険で受けることができるサービス(保険内サービス)

<生活援助>

掃除・洗濯・寝具の整え・衣服の整理及び補修・一般的な調理・

買い物・薬の受け取り

<身体介護>

食事介助・排泄・入浴・衣服の着脱・就寝及び起床

通院・外出

介護保険では対応できないサービス(保険外サービス)

・散歩や趣味のための外出

・金銭管理、契約書の記入代行

・同居する家族のための選択や買い物掃除など

・特b列な手間をかけて行う調理(正月や節句など)

・大掃除(窓ガラス磨き、ワックスがけ、屋根の修理、家具の移動および修繕)

・草むしり、草木の水やり

・ペットの世話(犬の散歩)

・車の洗車、清掃

・来客を対象にしたお茶や食事の手配

今回の認証対象となるサービス

・生活支援サービス

・配食サービス

なんのために認証するのか

介護関連サービス事業協会(CSBA)が策定したガイドラインに基づき、サービス品質・運営体制・利用者対応などを総合的に審査し、基準を満たす事業者を可視化するものと定義されています。

ケアマネジャー、高齢者や家族が〝信頼できる事業者選び〟を後押し、介護保険外サービスの健全な発展につなげる狙いがあるようです。

どんな審査を経て認証されるのか

CSBAの事務局によると、認証審査は運用証跡を重視した書面審査で3段階で審査されます。

①:1次審査(資格確認)

②:2次審査(事務局の本審査)

③:3次審査(外部有識者の審査)

認証機関は2年間で更新制となっています。

取得事業者は認証マークの掲示が認められ、CSBAの公式サイトでも公表されることになります。

介護関連サービス事業協会(CSBA)事務局によると

一定の運営方針やマニュアル、ひな形があるだけでなく、しっかりとガイドラインに則って日々のサービスが提供されているかどうかを、運用証跡に基づいて審査していく。それで認証制度の社会的信用も高めていきたい。という説明しています。

申請期限

申請には介護関連サービス事業協会(CSBA)への入会が必須となっています。

今回の受付は2025年10月31日まで。

次回の受付は2026年1月を予定。

認証費用は拠点数・運営形態などによって異なるようです。

申請に関する詳細は、上記した公式サイトに記載されています。

まとめ

介護保険外のサービスを提供している事業者認証制度について、

1、介護関連サービス事業協会(CSBA)が審査・認証の役割を担っている。

2、申請できる介護保険外サービスは、生活支援と配食サービス。

3、受付期間は、2025年10月31日まで。次回予定は、2026年1月を予定している。

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