今まで無料で受けられていた各サービス
2023年5月8日から新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが〝2類〟から〝5類〟に移行されました。これに伴い今まで無料で受けられていた検査や診察、入院費などにいくら位のお金が掛かってくるのでしょうか。
検査に掛かるお金
かかりつけのクリニックで検査を受けた場合
3割負担 | 1割負担 | |
PCR検査 | 2620円 | 870円 |
抗原検査 | 1400円 | 460円 |
外来受診に掛かるお金
診察に加え、解熱薬やコロナ治療薬を処方された場合
3割負担 | 1割負担 |
4170円 | 1390円 |
入院したら掛かるお金
75歳以上の方が、中等度の症状で10日間入院した場合
51400円(食費込み) |
生命保険も条件を見直しているケースも
自宅で療養した場合の〝みなし入院〟では、給付金を終了している保険会社も増えています。加入している方、加入を考えている方は事前に条件の確認をしたほうがよさそうです。
貰える保険金より、診断・入院・治療費のほうが高くついてしまう可能性も。
5月7日をもって終了するサービス(東京都の場合)
東京都では、検査キットの配布・陽性者の登録、健康観察、食料品・パルスオキシメーターの配送が終了となりました。また、都が運営する宿泊療養施設等は、高齢者・妊婦など対象となる方が限定されています。
新型コロナのワクチン接種はいくら掛かるのか
現在まで新型コロナウイルスのワクチン接種は、全額公費負担で受けることができます。これから先、公費による補助がなくなった場合、1回あたり9600円ほどの費用が生じるようです。
まとめ
5月8日に新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが〝2類〟から〝5類〟に移行したことにより、
1、検査、受診、入院でけっこうな額の診療報酬が発生する。
2、民間の保険に加入している方は、変更された条件を確認する。
3、行政のサービスも打ち切られている可能性があるので確認を。
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