「看護の知識はあるけれど、ステーションの経営やスタッフの育成はどうすればいいの?」と悩んでいる管理者の方は少なくありません。この記事では、東京都が実施している「訪問看護ステーション管理者・指導者育成研修」について解説します
管理者に必要な知識・スキルとは
今回は東京都が実施している「訪問看護ステーション管理者・指導者育成研修」について解説します。この記事を読むことで、研修の内容や受講するメリット、自分に合ったコースの選び方が分かり、より質の高いステーション運営への第一歩を踏み出すことができます。
目的に合わせた3つのコース
ご自身の経験や、今抱えている課題に合わせて、以下の3つのコースから選択できます。
• 基礎実務コース:新しく管理者になった方で、運営の基礎を学びたい方向け。
• 経営安定コース:ステーション経営をより安定させたいと考えている方向け。
• 育成定着推進コース:スタッフの指導や、離職を防ぐための人材育成を学びたい方向け。
学習スタイル
研修は「eラーニングによる動画視聴」と「対面でのグループディスカッション」を組み合わせて行われます。事前に動画で知識を取り入れた上で、当日は他の管理者の皆さんと意見交換ができるため、実践的なネットワーク作りにも役立ちます
今、重視されているのは「倫理観」
最近の診療報酬不正請求などの事案を受け、全てのコースで「訪問看護における倫理観」についての演習が行われます。日本看護協会の「看護職の倫理綱領」を基に、管理者として守るべき倫理について深く考える内容となっています。
この研修の活用事例
具体的にどのような場面でこの研修が役立つのか、事例を紹介します。
「新任管理者として一歩を踏み出す時」
現場の看護は得意でも、組織運営は初めてで不安……という方が、基礎実務コースを受けることで、運営に必要な知識を体系的に学べます。
「スタッフの教育に悩んだ時」
「スタッフがなかなか定着しない」「どう指導すればいいか分からない」という悩みがある場合、育成定着推進コースで学んだ人的資源管理の手法が役立ちます。
「都の補助金を活用したい時」
この研修の修了は、「東京都訪問看護ステーション等事務職員雇用支援事業」の補助を受けるための条件にもなっています。経営面でのサポートを受けたいステーションにとっては必須の研修と言えます。
まとめ
この研修には、忙しい管理者の方でも活用しやすいポイントは、
1、レベルや目的に合わせて選べる3つのコース設定
2、受講料は無料!東京都が費用を全額負担
3、eラーニングと対面ディスカッションの効率的な組み合わせ
補足:本記事の内容は、東京都および公益財団法人東京都福祉保健財団が提供する資料に基づいています。最新の情報や詳細な申込方法は、公式の募集要領を必ずご確認ください。

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