稼げる時に稼いでおきたい
理学療法士や作業療法士の資格で就ける仕事は、主に保険を使用するサービスとして、病院や施設、デイサービスや訪問看護ステーションなどがあります。
また、保険を使わずに資格を生かす仕事の中には大学や専門学校の教員、スポーツ関係の仕事に従事されている方もいるのではないでしょうか。
理学療法士や作業療法士の資格を所持していればよほどのことがない限り仕事で困ることはないとは思います。
ただ、医療機関に勤めているからといって安心できる状況ではないようです。最近ではリハビリの診療報酬も改悪が続き、病院も経営難で潰れていく時代です。
そんな時だからこそ、年を取ってから困らないよう稼げるうちに稼いでおかなければと思う方も多いのではないでしょうか。
そこで実際に私が取り組んでいた〝副業〟についてご紹介します。
アルバイト
副業として一番番手っ取り早い手段は、土日や祝日にアルバイトをすることです。仕事がない休日を活用すれば、デイサービスや訪問看護ステーションなどの求人情報は数多く存在しています。
最近では土曜日や祝日でも営業をしているところが増えており、一時間1500円以上の時給が設定されていたり、訪問リハでは一件4000円で募集を掛けている求人もあるのでお勧めです。
注意点として、現在の職場が〝副業〟を認めているか確認をする必要があります。
アルバイトで稼いだ金額は税金が加算される都合上、役所を通じて勤務先に伝わってしまうため〝隠れてこっそり〟というわけにはいきません。
職場とのトラブルを避けるためにも、副業を認めている会社かどうか事前に確認を取ってから始めるようにしましょう。
協会や士会の仕事を手伝う
理学療法士や作業療法士の方であれば、それぞれの協会や士会に所属している方も多いのではないでしょうか。そこでは、週末になると様々な研修会が開催されています。
その研修会の運営や講師を担うことで〝アルバイト代〟を稼ぐという方法があります。必要な条件としては、協会や士会の研修会を企画する部署に所属をすることです。そすれば研修会の手伝いをすることができます。
〝講師〟の仕事は半日でも10000~15000円位の講師料が貰えますが、それなりの知識や立場、学位や話術のスキルが必要なため、担える人はごく一部だと思います。
ちなみに講師をした代金については、職場のルールで会社に納めるよう求めてくる場合があります。自分が貰っていいものか事前に協議しておくことをお勧めします。
私も二年間ほど研修会の活動に携わっていたことがあるのですが、バイト代は日給700円と交通費のみが支給され、よくてお弁当がもらえる程度でした。
実際にやってみた感想としては、協会や士会に対する献身的な気持ちがないと務まらない仕事だと思いました。
未来に備え安心して働くために
私が以前勤めていた病院も経営再建のために給料の見直しが実施され、退職金やボーナスが大幅に改悪されたことがありました。
最終的に別の医療法人に買収される形で存続したようですが、心境は穏やかではありませんでした。
そうならないためにも、自分なりに備えをしておくことが大切な時代になってきているということなのだと思います。
まとめ
理学療法士や作業療法士ができる副業は
⑴休日にデイサービスや訪問看護ステーションで働く。
⑵協会や士会に所属をして、研修会や学会の仕事を手伝ってみる。
⑶会社に内緒でやってもバレるので、副業していいか事前に確認をする。
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